大人の寄り道コンサート
2021年3月5日(金)
19:00〜19:30
【演目】
P.ボノー/組曲(8:00)
C.ヘーネ/スラヴ幻想曲(8:00)
中田章/早春賦(3:00)
【歌詞】
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
氷融け去り 葦(あし)はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃
【カトゥーのコソコソ噂話】
P.ボノー/組曲
Ⅰ,即興曲
Ⅱ,悪魔たちの踊り
Ⅲ,嘆き
Ⅳ,いたずら
クラシックサックスでは知らない人はいないポール・ボノー。組曲よりもカプリスのほうが有名です。カプリスは無伴奏であり、組曲に比べて難易度が高い楽曲。サックス吹きにとってとても大切な作曲家。
私が初めてちゃんと取り組んだサックスオリジナルの曲。それはもう15年近くも前のことであった…本邦初披露でございます。
フレデリック・ショパン、夜想曲(ノクターン)は夜に想いふける曲…今回のOp9-2はどうやら少し違うみたいです…☹
こちらはアルトではなく、バリトンサクソフォーンで演奏したことがあります。アルトの1オクターブ下で奏でるショパンは想いにふけるにはもってこい。今度はバリトンオンリーでやりましょう☻(たぶん)
C.ヘーネ/スラヴ幻想曲
カール・ヘーネ作曲、トランペットの楽曲。超絶技巧マシマシの難曲。スラヴの哀愁漂う旋律を自由に創作されている。モンティのチャルダッシュに似ているかも?(私の師匠の十八番)
今回演奏するのは2度目。前日から緊張しております。ブルブル。
【アンコール】
中田章/早春賦。
演奏前にネタバレ☻皆さま、歌詞を読んで(コロナなので歌えない☹)春の到来を待ちましょう…!
【Alto Saxophone】
歌頭 諒 Kato Ryo
栃木県真岡市出身。8 才からサクソフォーンを始める。県立真岡高等学校を経て、昭和音楽大学を卒業。
第 32 回栃木県学生音楽コンクール第 2 位。第 10 回栃木県吹奏楽ソロコンテスト金賞・グランプリ受賞。第51 回 TIAA 全日本クラシック音楽コンサート審査員賞受賞。第 28 回及川事務所主催のオーディションに合格・優秀新人賞受賞。第 30 回江戸川区新人演奏会オーディション合格。第 9 回サンハート・アンサンブル・オーディション優秀賞受賞。
佐渡裕監修「富士山河口湖音楽祭」や TBS 系列インターネットラジオ、栃木放送、川崎市庁舎でのロビーコンサート、小中学校でのアウトリーチなど、在学中から全国各地で様々な演奏会に出演する。
国際的サクソフォニストの武藤賢一郎氏が主宰するサクソフォーンカルテット SAXIDEA に参加。SAXIDEA として、2019 年 1 月に『reborn』を N.A.T からリリース。音楽雑誌『音楽現代』の推薦盤。また、歌頭諒サクソフォーンコンサートと題しソロ活動も行う。
これまでにサクソフォーンを宮本剣一、島田和音、武藤賢一郎、室内楽を有村純親、榮村正吾、松原孝政、霧生吉秀、武藤賢一郎の各氏に師事。アレクサンドル・スーヤ氏、ファブリス・モレッティ氏、宗貞啓二氏のマスタークラスを受講。
SAXIDEA、Nomad Saxophone Quartet の各メンバー。若手男性サクソフォーン奏者で構成される東京サクソフォーンオーケストラ団長。
小宅楽器(春日部)、山野楽器柏、天王台、熊谷、浦和美園、各店のサクソフォーン科講師。
【Piano】
町田 莉佳 Machida Rika
長野県上田市出身。桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」長野教室を経て、長野県小諸高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。現在、同大学大学院音楽研究科在学中。
第21回日本演奏家コンクールアンサンブル部門第3位、第35回愛知ピアノコンクール2台ピアノ部門金賞受賞。
東京と長野を中心に、コンクールやコンサートでの伴奏、室内楽、ソロ、デュオなど演奏活動を行っている。